SaunaXXに行ってきた話 – JR目黒駅徒歩1分

2023年7月1日に目黒駅前徒歩1分にできた、Sauna XXに行ってきました。数ヶ月前にInstagram広告に表示されていて気になったのをきっかけに登録しており、ずっと待ち焦がれていたのでとても楽しみでした。結論、まだまだ改善点はあれどとても綺麗で良いサウナ。流行ると思います。

「本当に必要なものだけを、最高品質で。」というミニマルラグジュアリーを建築コンセプトに、XX(RELAX EXPERIENCE)を実現する「空間効率」と「デザイン性」を兼ね備えたSAUNA XX「サウナエックス」が2023年7月1日に目黒駅前に誕生します。

出典:https://www.sauna-xx.com/

アクセス

JR目黒駅中央改札口を出てすぐ横断歩道の先に サウナの看板があります。

JR目黒駅中央改札口
大黒屋の看板の右手に小さくサウナの文字が見えます
赤地に白文字でサウナの文字。このカラーリングがちょっと古臭いのが謎
男性限定です。開店当日に行ったので胡蝶蘭が飾ってありました。

入り口は雑居ビルの階段を降りていく形になるのでちょっと入りづらいかもしれません。

入場

入室前にあらかじめLINE経由で入浴券に当たるStoneを購入します。Stoneは1,000 / 3,000 / 5,000 / 10,000の四種類から選択でき、1Stoneが1.1円です。(2023年7月1日時点)。基本料金は1,500円〜とのことですが、筆者が訪れた17:00の時点で18名の値段は2,200円になっていました。ダイナミックプライシングということでこれからどれだけ金額が上がっていくかは不安ですが、今のところは、3,000円分のストーンを買っておけば問題はないのではないかと思います。なお、支払いはクレジットカードのみです。

LINEで登録した後に選択できるStone購入画面。17:00に来訪し、入室した直後のスクリーンショット。3,000Stone購入した後、2,200Stoneを入室で支払ったので残Stoneが800になっています。
サウナを選ぶの画面。ボタンのテキストが「このサウナを選ぶ」になっているところを見ると、これから同様な店舗を増やしていこうとしているのかも?

「このサウナを選ぶ」を押した後、「利用規約に同意して入場する」を選択するとQRコードが表示されます。表示されるQRコードを入り口手前にあるQRコードリーダーに提示すると入り口の鍵が開きます。

入り口前のQRコードリーダー。読み取り口が下部にあり、近づけすぎると読み取ってくれないので、10cmほどあけるとすぐ読み取ってくれます。

入ってすぐ左手に30個の下駄箱があり、下駄箱に靴を預けて中に入ると右手に化粧鏡とドライヤーがあります。化粧鏡前にトニックや化粧水などはないので持ち込んだ方が良いでしょう。(なお、筆者はこの日は忘れました。)左手にトイレ1つと洗面が1つ。そして、ロッカーが30個あります。受付がないので少し心配な気持ちがしましたが、「SAUNA XX Manager」と書かれたTシャツを着た清掃スタッフ?が一応いましたので緊急時や困ったときには対応してもらえます。

着替え

サウナ室へのサインはないのですがロッカーに向かって左手奥にサウナへの入り口があります。道なりに進目ば良いだけなので迷うことはないかと思います。ロッカーは縦横奥行き40cm程度はあるので大荷物でなければ問題なく入れることができると思います。

サウナ室手前右手にハンドタオル置きがあります。入り口にルールが記載されているのですが、1人2枚までです。正直なところ、タオル2枚はOKなのですが、1種類はバスタオルにして欲しいと思いました。(7月1日、夏場に行きましたが、入浴後も汗をかくのでハンドタオルでは汗が拭ききれない)

シャワー

サウナ室入って、左右にととのいイスが11個ズラーっと並んでいました。公式HPの画像(以下)だと6つのみですが、入場予定の人数によって変えているのだと思います。

Relaxing Couches
ととのいチェア
座面を358mmに設計したローチェアで、心拍数は極限まで下がり、交感神経と副交感神経は拮抗し、脳内にはα波が発生します。リラックス状態の最高潮を迎え、もう何も考えることはできません。上を向き、目を瞑り、記憶を失くしましょう。
出典:https://www.sauna-xx.com/

↑の画像右側ガラス戸の奥にシャワー室。シャワーは4基あります。湯船はありませんが、サウナを楽しみに来ているのですから問題はないでしょう。特徴的だなと思ったのがシャワージェルです。最近流行り?のシャンプー、洗顔、ボディウォッシュも一本のみでまかなうオールインワンのシャワージェルで、コーヒーとバニラの良い香りがしました。

サウナ


Octagon Sauna
オクタゴン サウナ
144本の樹脂を組み合わせたサウナルーム。オクタゴン(8角形)構造によりローリュウの蒸気が室内を効率良く駆けめぐり、これまでにない発汗体験を味わうことができます。200kgを超えるサウナストーンにローリュウ(セルフ)をかけ、石が焼ける音を楽しみながら、充満するアロマの香りは圧巻です。
出典:https://www.sauna-xx.com/

正面奥にサウナ室がありますが、サウナ室に入る前に右手にお尻に敷くサウナマットがかかっていますので取ってから入りましょう。

部屋は八角形で10〜16人ほどが余裕を持って入れるほどの広さです。ページ下部に建築デザインをした方のインタビュー動画を貼っていますが、温度は87度で統一というこだわり。ロウリュは5分に一回までというルールもあり、温度上昇が起こらない様になっていました。87度と聞いたときには「少し低いな」と思いましたが、6〜8分の入室時間でアロマの香りを楽しみ、余裕を持って過ごすことができる快適な温度でした。明るさや隣の人との距離感の計算などサウナデザインのレベルの高さを感じるととのい空間です。

水風呂、そしてととのいへ

水風呂
Iced Cold Bath
リラックスへ誘うための最も重要な工程です。暖まった身体を9℃の水風呂に投げ込むことで、全身の細胞と肌を引き締め、自律神経を整え、疲労回復を促します。オクタゴンサウナと水風呂の温度差が身体にアマミ(赤い斑点)を生み、美容とリラックス効果が最高潮に高まります。生きている実感を全身で感じてください。
出典:https://www.sauna-xx.com/

水風呂に入る前に使ったサウナマットを水で流し、汗を流すためにシャワーを浴びます。水風呂用の桶はない上、水風呂用のシャワーは1台しかないので退室タイミングは見計らった方がスムーズに水風呂に入れます。

↑の説明では9度で管理となっていますが、筆者が訪問した際は、10度程度になっておりました。普通のサウナが15℃程度、池袋のかるまるのサンダートルネードが6℃とその間の温度なので、筆者も経験のない水風呂の温度でしたが、非常に快適でした。なかなか9℃という温度を保つのは難しそうですが、入っているとわずかな時間で鼻が通る感覚を味わえて、ととのいに至る準備をするには最適な温度の様な気がしました。(時計がないので、入浴している時間は自分でしっかり管理する様にしましょう。)

水風呂に浸かって準備は万端。タオルで水滴を流して、入り口前にあったととのい椅子に座ります。説明にある378mmの効果かは分かりませんが、確かにしっかりととのいました。恍惚感を味わい満足感がしっかりありました。

まとめ

タイプとしては恵比寿の℃に近いですが、℃よりも駅近なので、目黒、恵比寿、渋谷近辺で働く人の利用は増えていきそうです。タオルや水風呂の時計など改善点はありますが、出来立てほやほや綺麗で快適でした。なお、退室時にもQRコードを表示して出ていくシステムとなっています。準備せずに並ぶ人がいるので退室する場所に人が滞留しちゃうかもしれません。スムーズに動くために皆が準備することが大切かもしれません。ただまあ、整ったあとなので、多少の滞留も許せる心をみな有しているはずです。これからの店舗展開に期待。近所にできるといいなぁ。

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