武蔵小山温泉 清水湯 – 都内で珍しい2種類の天然温泉がある銭湯・サウナ 武蔵小山駅徒歩5分

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アクセス

東急目黒線 武蔵小山駅から徒歩5分、閑静な住宅街の一角にあるのが武蔵小山温泉 清水湯。武蔵小山駅東口を出て左にしばらく進み、突き当たりを右に進みます。更にしばらく進むと後地交差点があり、そこを右に曲がるとすぐ右手に清水湯があります。施設の前には8台分の駐車場がありますので車で行くことも可能ですが、筆者が訪れた時には全て埋まっておりました。電車、あるいは、バス停小山三丁目からも徒歩5分で到着しますので、バスで行くことをおすすめします。サウナに入った後に駅、バス停まで向かう道で風を感じてととのうのも気持ちがいいものです。

入場・受付

施設に入ってすぐに下駄箱があり、100円を入れて靴をロッカーにしまいます。(ちなみに、脱衣所のロッカーでも100円を使うので、200円準備してから行くとスムーズです。)これは完全に筆者の好みですが、防犯目的とはいえ、銭湯・サウナで靴をしまうのに100円かかるのはちょっとめんどくさいので無しにしてほしいなと思います。靴を閉まった後に券売機で大人+サウナ件880円を購入します。購入した券と下駄箱の鍵を受付に提出するとバスタオルとサウナ室の鍵を受け取ります。サウナ室の鍵は下駄箱の鍵と無くさないように注意です。受け取ったバスタオルは、サウナ室に入った時にお尻に敷く用です。

着替え

脱衣所には、ロッカーが40近くあります。筆者は14時ごろに訪問しましたが、空いていたロッカーは2、3個で、サウナを出た16時ごろには脱衣所に人で溢れかえっていてロッカー待ちの列ができていました。脱衣所にはカゴもあり、それに荷物を入れてロッカーの上に置いて浴場に入る人もいました。しかし、財布や家の鍵など入っていることを考えると流石にロッカーは使いたいですよね。銭湯自体は12時開店なので、できるだけ早めに行けばロッカーを使うことができるかもしれません。

お風呂・サウナ

浴場に入るとすぐ目の前にかけ湯、左手に、シャワーが20席ほどあります。シャワーは手に取るタイプではなく、壁にくっついているタイプで、水圧は席によりまちまちでした。奥の方のシャワーの方が水圧は強かった印象です。そして、右手奥には武蔵小山温泉 清水湯の特徴的な温泉の一つである、黒湯があります。湯が肌に触れると滑らかで入ってすぐに肌に良さそうな感じのする温泉でした。

深さ200メートル。100~200万年前の地層から湧き出る清水湯の黒湯温泉は、東京の黒湯の中でも肌理(きめ)が細かく、澄んだ濃い目の琥珀色の上質の温泉です。フミン酸、ミネラル、イオン分が豊富で、高効能なモール泉であり、一般の温泉と比べて泉質の劣化が起こらず、いつまでも新鮮なミネラル成分を蓄えています。

泉質名は“重炭酸ソーダ泉”となり、特に肌の軟化作用に優れていて、保湿、保温に効果を発揮します。美人、美肌の湯としても有名ですが、よく温まることから不定愁訴(頭が重い、イライラする、疲労感が取れない、よく眠れないなどの、何となく体調が悪いという自覚症状を訴えるが、検査をしても原因となる病気が見つからない状態)、万病予防に効果のある万能温泉と言われています。

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浴場の奥に進み、外に出て左手には室内にあった黒湯を炭酸泉にし、ナノバブルを湧き上がらせたお風呂があります。そして、階段を一つ上がったところには、武蔵小山温泉 清水湯の特徴的な温泉の二つ目、黄金湯があります。お湯の色は、黄色から黄土色の間といったところで少し透明度があります。露天風呂であることに加え、温度がぬるめに設定されていることもあって、ゆったりと温泉を楽しむことができます。

黒湯よりずっと深い地層から湧き出ているのが黄金の湯です。

武蔵野台地の東部、新第三系鮮新世末から更新世前期にかけての500万年前の上総 層群の地層の、深さ1500メートルから湧出。銭湯初の大深度温泉であり、初の療養泉にも認定されています。

毎分260リットル、泉温38度の高張性の天然温泉はヨード成分が非常に豊富。うがい薬のイソジンの成分ヨードがかなりの高濃度で入っていますので切り傷、擦り傷など効果があり、また、喉の痛みなどは初期段階でしたら、さっと痛みが引くように無くなったりもします。温泉成分表から見ても、美人創出の湯 有馬、草津温泉に引けを取らない高濃度天然温泉です。

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20分程度、温泉に浸かっていよいよサウナです。浴場入って右手にあるサウナは最大14人まで座れるかなという広さ。段が4段あり、サウナストーンに近い方から1-3段目には4人、最上段の4段目には2名座ることができます。温度は90度前後で、ちょうどよく段の反対側にはテレビがあり、若干のアロマの香りで気持ちよさを感じることができます。入り口付近は風が入ってしまい、温度が低くなってしまうので、サウナに慣れている方には、最上段に座ることをおすすめします。久しぶりのサウナであったこともあり、しっかりととのいを感じたい筆者は最上段に座り、己との戦いを始め、8分ほど入った後、水風呂へ向かいます。

水風呂、そしてととのいへ

サウナを出て右手に水風呂があります。温度は20度前後と少し高めの設定ですが、武蔵小山温泉 清水湯の特徴的なところで、水風呂も黒湯が使われています。しかも、ナノバブルで水がブクブクとしているため、体を動かすことなくとも、羽衣(サウナ後に水風呂に入った際に生成される膜のこと)ができることはないため、水の温度をしっかりと感じることができます。人がたくさん入っても、一定の冷たさなので、温度は高めでしたが、非常に快適でした。90秒ほど浸かった後、湯船を出て、体をタオルで拭き、外に向かいます。浴室内にもととのい椅子が2脚あるのですが、やはり、ととのうには外気浴です。外には1階に3脚、2階にも3脚椅子が置いてあり、ととのいを求めるサウナーには最高の環境です。2階の方が風が抜けて気持ちよさそうでしたので2階に向かい、体を椅子に預け、心を落ち着け、心臓から血流が全身に流れていくのを感じたっぷりと全能感を味わいました。その後、2セット繰り返し、しっかりととのい、リラックスしました。

入館料大人480円
中学生300円
こども100円
乳幼児無料(大人1人につき2人まで)
営業時間平日 12:00~24:00
土曜日12:00~24:00
日曜日8:00~24:00
祝日12:00~24:00

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