おじさんがくつろいでいるイメージがあるサウナ。最近、友達も通い出して、「ととのい」に行っているって言うけど、「ととのい」って何?どういう意味?温泉に入るのと何が違うの?
サウナで味わう最高の精神的充足感「ととのい」
「ととのう」という言葉は、辞書を引くと
「1 必要なものがすべてそろう。2 きちんとまとまった状態や形になる。調和がとれる。3 交渉や相談がまとまる。」という意味になります。
サウナにおける「ととのい 」とは、2の意味が強いように思います。サウナに入ることで、身体の調子が整い、まとまった状態になるのです。サウナに入り、身体を温め、水風呂に入り、外気浴をするこのルーティーンを繰り返すことで、血液が循環し、脳内に酸素が集まり、体内の幸せホルモンβエンドルフィンやセロトニンが上昇、ととのいを迎えるのです。溜まっていたストレスが解き放たれていく、それがととのいです。
自律神経がととのうことで、身体がリラックス
自身は気づくことはありませんが、サウナルーティーンには、自律神経に良い影響を与えている部分もあります。サウナに入ることで体温が上昇して、血管が拡張、副交感神経が刺激されます。水風呂に入ることで血管が収縮し交感神経が刺激されます。外気浴することで再度血管が拡張し、副交感神経が刺激され、副交感神経が優位な状況が生まれます。身体がリラックスし、サウナ入浴後は眠たくなることもありますので、入浴後に運転される方は要注意です。
ととのった翌朝は目覚めが気持ちよい
サウナに入って自律神経がととのい、リラックスした状態になります。これは体験談なので、医学的な根拠はないのですが、身体が急激に汗をかき、運動をしたと勘違いしたのか巣穴に入った後は、眠りに入りやすくなります。そして、よく運動した翌日はストレスも晴れて、スッキリと目覚められるのと同様にサウナに入浴した翌日もパッと目覚めることができます。友人にストレスや疲労で不眠症に悩んでいると相談された時には、サウナに誘うようにします。翌朝感想を尋ねるとスッキリした、という声を聞くことが多いです。眠りに悩まれている方には是非お勧めします。
まとめ
ととのいとは何か、についてご説明しました、温浴による血管の拡張、水風呂の冷却による収縮、そして、外気浴でもう一度拡張子、副交感神経が優位になることで、身体がリラックスする、この時に感じる、浮遊感というか多幸感というか形容し難い感覚をととのうと呼ぶのです。是非一度体験してみてください。
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