最近サウナが流行っているみたいだけど、そもそもサウナってなに?

若者を中心に流行しているサウナ。おじさんたちが汗だくになって入っているイメージしかないけど、体にいいとか、リラックスできるとか聞くなぁ。「実際のところ何があるの?」あと、みんなが言っている「ととのう」って何のことを話しているの?初めて行く方、またこれから通う初心者の方にサウナについてご紹介します。

サウナとは?

サウナ(Sauna)とは、フィンランド式の蒸し風呂のことを言います。木でできた密室の中にレンガなどを積んで筒を作り、その中にサウナストーンという楕円形の石を山積みにします。石を高温で熱したあと、その上からラベンダーやシトラスなどのアロマを含んだ水をかけ、その香りと湧き上がる蒸気を室内で愉しむのです。

アロマの香りを嗅ぎながら、汗をかく爽快感

サウナで人が汗だくになっているのは、サウナストーンに水をかけた際に出てくる蒸気が充満した部屋で5分〜10分と過ごすからです。体温が上がり、血行が良くなることで代謝が促進します。普段椅子に座ってパソコンと向かい合っている管理人含め、おじさまが汗をかくには丁度いいレクリエーションなのです。

水風呂で頭の中をスッキリさせる

サウナに入った後は、水風呂に入るのが一般的です。15度〜20度の水の中に入るとサウナに入って広がった血管が急速に収縮し、頭の中がすっきりしていきます。入っている時間は人それぞれで、管理人は1分程度にしていますが、長い人は3分近く入っています。

外気浴で全身に血が巡る感覚を味わうことが「ととのい」

水風呂に出た後は、露天風呂などの外に出て、ベンチに座る、横たわるなど、リラックスできる態勢をとり、水風呂で収縮した血管が広がり、血液が全身に巡る感覚を味わいます。その際の、フワッとした感覚、この世から離れるような感覚をととのいと呼ぶのです。この感覚が病みつきになり、サウナに通うのです。

まとめ

サウナとは何か、サウナは一体何をする場所なのかをここまでご紹介してきました。汗をかく、頭をスッキリさせるなど多くの目的があるかと思いますが、多くの人が求めるのは「ととのい」であると思います。暑さに耐え、水風呂にも耐えたその先にある浮遊感を求めて人々はサウナに集うのだと思います。なお、あまりにも長時間サウナに入ったり、水風呂に入ったりすると体調を崩す恐れがありますので、特に初心者の方はご自身の体と相談して入る時間を決めるようにしてください。

Comments are closed.